
近年、レセプトデータ、電子カルテデータなど大規模データベースが充実し、これらを用いた観察研究が広く行われるようになっています。どの研究デザインを選択するかは観察研究のキーポイントの一つですが、当初設定した研究デザインの問題点が後々判明し、修正を求められるという経験をお持ちの方も多いかと思います。
本ウェビナーでは、ハーバード公衆衛生大学院の疫学博士課程で薬剤疫学研究に取り組まれている安富元彦先生をお呼びし、データベース研究における研究デザインの選べ方についてお話しいただきます。コホート研究がデータベース研究の主流となっている中で、どのような時にケースコントロール研究など他のデザインが考慮されるのか、実際の事例を交えて解説いただきます。
データベースを有効活用するためのスキルを学ぶことができるテーマですので、是非ご参加ください。
※お申し込みは本ページ下部のフォームよりお願いいたします。
※ウェビナー視聴用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年6月3日)に、メールにてご案内いたします。
当日のプログラム
2024年6月4日(火) 12:00〜13:00
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会社紹介(12:00〜12:05)
株式会社データックの会社紹介を行います。
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講演(12:05〜12:35)
安富 元彦 先生:データベース研究における研究デザインの選び方:実践的なアプローチと事例紹介
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パネルディスカッション&質疑応答(12:35〜13:00)
安富 元彦 先生(ハーバード大学公衆衛生大学院 博士課程)
二宮 英樹(株式会社データック 代表取締役/医師/データサイエンティスト)
齋藤 良行(株式会社データック 薬剤師/疫学責任者)
開催概要
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開催形式
Zoomウェビナー
※ウェビナー視聴用URLはお申し込み直後と開催前日に、メールにてご案内いたします。
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参加費
無料
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主な対象
・製薬企業所属で研究に関わる方(臨床研究、治験、データベース研究、レジストリ構築及び活用等に関わる方)
・大学/医療機関/研究機関で当該領域に関わる方
・その他、当該領域に関わる方
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参加申込期限
2024年5月31日(金) 17:00
講演

安富 元彦 先生
ハーバード大学公衆衛生大学院 博士課程
2019年 筑波大学医学部卒業。 筑波大学附属病院にて初期研修を修了後、ハーバード大学公衆衛生大学院 疫学修士課程に進学し、2023年に修了。 2023年秋よりハーバード大学公衆衛生大学院 博士課程に進学し、周産期医療で処方される医薬品の安全性・有効性の検討等、薬剤疫学研究を行っている。
パネリスト

二宮 英樹(株式会社データック)
代表取締役/医師/データサイエンティスト
ラ・サール高校、東京大学医学部医学科卒業。脳神経外科を経て、株式会社メドレーではオンライン病気事典及び遠隔診療に従事した。株式会社トライディアでデータサイエンティストとして、企業向けデータ解析・AI開発に従事。株式会社データックを創業。医療データ解析をするなかで、医療データの収集体制づくりの大切さを痛感。医療データ収集システムしてiPad問診システム、医療言語処理技術の開発を行っている。「医療4.0」では日本の医療革新に関わる医師30人に選出。

齋藤 良行(株式会社データック)
薬剤師/疫学責任者
ヘルスケア関連会社にて保険者と連携した保健事業立案・実施・効果測定に従事。健診データやレセプトデータの分析、pragmaticRCT等を経験。 その他、ポリファーマシーの調査分析、アドヒアランスやQOL調査、重複処方対策、治療中断者への介入、重症化予防、疾患啓発、薬局と連携した介入事業等を実施。 質問紙調査からデータベース研究まで幅広い疫学研究に対応。
本ウェビナーのお申込受付は終了いたしました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
次回の開催情報はデータック公式企業サイトごをご覧ください。