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M3共催ウェビナー-min

【概要】※本ウェビナーは製薬企業様限定となります。製薬企業様以外からのお申し込みがあった場合は、お申込みを取り消させていただく場合がございます。予めご了承ください。

データベース(DB)研究は近年増加傾向にあり、その背景には利用可能な医療情報DBの発展が要因の一つとして挙げられます。

中でもエムスリー株式会社が独自に構築した診療情報DBであるJAMDASは、電子カルテ由来のデータを含むユニークな存在で、製薬企業におけるビッグデータ解析・DB研究で活用が進んできています。JAMDASの特長は、検査値に留まらず、電子カルテの所見欄、施設・医師の属性情報、ワクチンを含む自費診療の情報を活用できることで、今後DB研究の可能性を大きく押し広げていくことが期待されます。

一方で、使い慣れていないDBを扱う際、その特徴や限界を踏まえ、疫学を駆使して研究を進める必要があります。本ウェビナーでは、JAMDASの紹介に加えて、実際にJAMDASを利用してDB研究を行っている東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座 宮脇敦士先生(公衆衛生学)の講演を実施します。さらに製薬業界のRWD活用に精通した弊社 代表取締役/医師 二宮英樹を交えたパネルディスカッションで、このDBによって実現できる研究の可能性を押し広げ、疫学の観点からDBの取り扱いと限界への現実的な対処方法について議論します。

これから電子カルテDBの活用を検討している方には、必ずお役立ちできる必見の内容となっておりますので是非ご参加ください。

※お申し込みは本ページ下部のフォームよりお願いいたします。
ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年3月11日)に、メールにてご案内いたします。


【内容】

  1.  講演①(12:00〜12:05)

    会社紹介(株式会社データック)

  2.  講演②(12:05〜12:30)

    佐藤 太一 氏(エムスリー株式会社):「電子カルテデータの価値 ~テキストマイニングによる意味情報の抽出~」

    宮脇 敦士 先生(東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座):「診療所リアルワールドエビデンスの探求:JAMDASを使った研究経験と考察」

  3.  パネルディスカッション&質疑応答(12:30〜12:55)

    宮脇 敦士 先生(東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座)

    佐藤 太一 氏(エムスリー株式会社)
    外海 実 氏(エムスリー株式会社)

    二宮 英樹(株式会社データック 代表取締役/医師/データサイエンティスト) 

     


【開催形式】

Zoomウェビナー
※後日、アーカイブ配信も予定しております。
※ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年3月11日)に、メールにてご案内いたします。

【参加費】

無料

【主な対象】

製薬企業にてDB研究に携わる方(※本ウェビナーは製薬企業様限定となります。製薬企業様以外からのお申し込みがあった場合は、お申込みを取り消させていただく場合がございます。予めご了承ください。

【参加申込期限】

2024年3月8日(金) 17:00


講演

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宮脇 敦士 先生
東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座

2013年 東京大学医学部医学科卒業、医師免許取得

2019年 東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻にて医療政策・応用統計を専攻し、博士号取得 学術振興会特別研究員、米国社会科学研究評議会Abe Fellow、UCLA医学部総合内科/ヘルスサービスリサーチ部門研究員、東京大学公衆衛生学助教などを経て、2023年より同大学ヘルスサービスリサーチ講座特任講師を務める。医療の質、医療ケアの格差、医師の行動に焦点を当てた研究を行う。

パネリスト

外海実

外海 実
エムスリー株式会社 業務執行役員
e-エビデンスソリューションカンパニー プレジデント
メビックス株式会社 代表取締役会長

外資系戦略コンサルティングファームを経て、2015年にエムスリー入社。2017年よりメビックス株式会社の代表取締役を務め、メディカルアフェアーズ向けの臨床研究やデータベース研究をご支援。

エムスリーのe-エビデンスソリューションカンパニーでは、電子カルテデータを活用したJAMDAS(日本臨床実態調査)事業を立ち上げ、メディカルアフェアーズおよびマーケティング向けにデータ活用をご提案。

佐藤太一

佐藤 太一
エムスリー株式会社
e-エビデンスソリューションカンパニー バイスプレジデント
クリニカルポーター株式会社 代表取締役
博士(生命科学)

国内屈指の戦略コンサルティングファームにおいて、ヘルスケア業界、IT業界を中心に戦略立案、新規事業検討、マーケティング支援等の豊富な経験積み、2016年にエムスリー株式会社に入社。

エムスリーでは、e-エビデンスソリューションカンパニーのマーケティンググループリーダーとして、JAMDASを活用したデータベース研究の提案、分析支援、コンサルティング業務を推進。

臨床研究に特化したSMO事業を展開するクリニカルポーターの代表を兼任し、製薬企業のエビデンス創出活動に対する理解も深い。

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二宮 英樹株式会社データック)
代表取締役/医師/データサイエンティスト

代表・二宮が脳神経外科医として病院に勤務していたとき常に感じていたのが、医療の質がバラバラであるということです。受診する医療機関や医師によって治療が全く異なることも多く、このアンフェアな現状に強い課題感を持ちました。

それを解決するため、実際の臨床現場で得られる情報に基づいた「リアルワールドデータ(RWD)」に着目。その正しい扱い方、研究デザインの手法を広めることで医学に貢献することを目指し、データックを創業しました。

本ウェビナーへのお申込受付は終了しました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。