データベース研究は目覚ましく発展していますが、まだまだそのハードルは⾼く、
・製薬企業におけるデータベース研究は検討段階から実施まで⾮常に⻑い期間を要すること
・データベースに対して新たな研究者の理解が不⾜しており、優れた研究コンセプトが⽣まれづらいこと
・Clinical Question(研究アイディア)はあるが、Research Questionになかなか落とし込めないこと
こうした状況は依然として改善の余地があります。特にデータベース研究に携わる⼈材育成は急務であると⾔われています。そんな中データックでは、直接的に研究の⽀援を⾏うだけでなく、今後の⼈材育成にも寄与することを⽬的として「疫学初級ウェビナー」を開催する運びとなりました。
本ウェビナーは、製薬企業メディカルアフェアーズ部⾨の疾患/製品担当者の中でも、ビギナーやそれに近い⽅を主な対象としております。
第1回疫学初級ウェビナーでは、臨床研究の教育でご⾼名な⼤前憲史先⽣をお呼びし、Clinical Question(CQ)からResearch Question(RQ)への作成⽅法等についてご説明いただきます。⼤前先⽣は、臨床医としての経験と臨床疫学という専⾨性を活かし、臨床研究の⽅法論的観点で研究や教育活動に従事していらっしゃいます。そのご経験も踏まえて、臨床の中で⽣まれた疑問をどのように構造化していくかについてお話しいただきます。
研究を開始する際、研究⽬的や仮説を明確にすることは⾮常に重要です。臨床場⾯において漠然とした課題や疑問は持ちつつも、それをどのようにデータベース研究に落とし込めば良いか分からない⽅々にとって参考になるテーマです。本ウェビナーがデータベース研究を開始する際の最初のステップを踏み出すきっかけになればと考えております。
※お申し込みは本ページ下部のフォームよりお願いいたします。
ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年2月13日)に、メールにてご案内いたします。
12:00〜12:05
会社紹介(株式会社データック)
12:05〜12:55
講演「データベース研究初級者が学ぶClinical QuestionからResearch Questionへ」
大前 憲史 先生(福島県立医科大学附属病院 臨床研究教育推進部 副部長・特任准教授)
12:55〜13:15
パネルディスカッション
大前 憲史 先生
二宮 英樹(株式会社データック 代表取締役/医師/データサイエンティスト)
齋藤 良行(株式会社データック 薬剤師/疫学責任者)
【開催形式】
Zoomウェビナー
※後日、アーカイブ配信も予定しております。
※ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年2月13日)に、メールにてご案内いたします。
【参加費】
無料
【主な対象】
・製薬企業所属で研究に関わる方(臨床研究・治験・データベース研究・レジストリ構築及び活用等に関わる方)
・大学/医療機関/研究機関で当該領域に関わる方
・その他、当該領域に関わる方
【参加申込期限】
2024年2月12日(月) 17:00
講演
福島県立医科大学附属病院 臨床研究教育推進部 副部長・特任准教授
パネリスト
二宮 英樹(株式会社データック)
代表取締役/医師/データサイエンティスト
代表・二宮が脳神経外科医として病院に勤務していたとき常に感じていたのが、医療の質がバラバラであるということです。受診する医療機関や医師によって治療が全く異なることも多く、このアンフェアな現状に強い課題感を持ちました。
それを解決するため、実際の臨床現場で得られる情報に基づいた「リアルワールドデータ(RWD)」に着目。その正しい扱い方、研究デザインの手法を広めることで医学に貢献することを目指し、データックを創業しました。
齋藤 良行(株式会社データック)
薬剤師/疫学責任者
ヘルスケア関連会社にて保険者と連携した保健事業立案・実施・効果測定に従事。健診データや、レセプトデータの分析や、pragmaticRCT等を経験。 その他、ポリファーマシーの調査分析、アドヒアランスやQOL調査、重複処方対策、治療中断者への介入、重症化予防、疾患啓発、薬局と連携した介入事業等を実施。 質問紙調査からデータベース研究まで幅広い疫学研究に対応。
本ウェビナーへのお申し込み受付は終了いたしました。
今後オンデマンドの配信を予定しております。