研究を実施する際の文献検索は、データベース(DB)研究に限らずどの分野においても極めて重要なプロセスです。自身の研究テーマの知識をより深められるだけでなく、自身の研究課題がオリジナルであるか、自身が提起している問題の本質は何か、そもそも問題の解決は求められているのか等、事前にあらゆることを把握することができます。そのため、文献調査には研究活動全体の中で非常に多くの時間と労力を費やすことになります。
本ウェビナーでは、京都大学医学部附属病院 臨床研究教育研修部及び福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンターにて臨床現場発の臨床研究支援に取り組まれている佐々木彰先生をお呼びします。佐々木先生は、生の診療データに基づく多施設コホート研究〜大規模レジストリーまでのデータを用いて臨床研究を行うと同時に、臨床疫学の基礎から応用までの教育活動も行っています。本ウェビナーではこれまでの研究・教育活動のご経験も踏まえて効果的な文献検索と生成AIの活用法について解説いただきます。
文献検索の重要性や効果的な検索手法を学ぶことは研究プロセスを効率化させる上で非常に重要です。自身の研究活動を向上させるための新しいツールとテクニックを習得できるテーマですので、是非ご参加ください。
※お申し込みは本ページ下部のフォームよりお願いいたします。
ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年4月22日)に、メールにてご案内いたします。
2024年4月23日(火) 12:00〜13:00
1. 講演①(12:00〜12:05)
会社紹介(株式会社データック)
2. 講演②(12:05〜12:40)
佐々木 彰 先生:文献検索における生成AIの活用法:研究を効率化する新たなアプローチ
3. パネルディスカッション&質疑応答(12:40〜13:00)
佐々木 彰 先生(京都大学医学部附属病院 臨床研究教育研修部 特定講師、福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター 特任准教授)
二宮 英樹(株式会社データック 代表取締役/医師/データサイエンティスト)
齋藤 良行(株式会社データック 薬剤師/疫学責任者)
【開催形式】
Zoomウェビナー
※後日、アーカイブ配信も予定しております。
※ウェビナー参加用URLはお申し込み直後と開催前日(2024年4月22日)に、メールにてご案内いたします。
【参加費】
無料
【主な対象】
・製薬企業所属で研究に関わる方(臨床研究・治験・データベース研究・レジストリ構築及び活用等に関わる方)
・大学/医療機関/研究機関で当該領域に関わる方
・その他、当該領域に関わる方
【参加申込期限】
2024年4月19日(金) 17:00
講演
京都大学医学部附属病院 臨床研究教育研修部(特定講師)
福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター(特任准教授)
2008年 福岡大学医学部医学科卒。
飯塚病院で臨床研修後、聖マリアンナ医科大学腎臓内科で腎臓内科医としてトレーニング。2014年より福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターフェロー、京都大学大学院医療疫学分野(博士後期課程、2017年修了)。2017年より飯塚病院臨床研究支援室チーフアドバイザー(腎臓内科医長兼務)。2022年より現職。
社会健康医学博士、日本腎臓学会専門医・指導医、日本透析医学会専門医・指導医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、米国内科学会フェロー。専門は、腎臓・透析領域の臨床疫学。
クリニカルマインドを持った臨床研究の発信・教育を目標に活動している。
パネリスト
二宮 英樹(株式会社データック)
代表取締役/医師/データサイエンティスト
代表・二宮が脳神経外科医として病院に勤務していたとき常に感じていたのが、医療の質がバラバラであるということです。受診する医療機関や医師によって治療が全く異なることも多く、このアンフェアな現状に強い課題感を持ちました。
それを解決するため、実際の臨床現場で得られる情報に基づいた「リアルワールドデータ(RWD)」に着目。その正しい扱い方、研究デザインの手法を広めることで医学に貢献することを目指し、データックを創業しました。
齋藤 良行(株式会社データック)
薬剤師/疫学責任者
ヘルスケア関連会社にて保険者と連携した保健事業立案・実施・効果測定に従事。健診データや、レセプトデータの分析や、pragmaticRCT等を経験。 その他、ポリファーマシーの調査分析、アドヒアランスやQOL調査、重複処方対策、治療中断者への介入、重症化予防、疾患啓発、薬局と連携した介入事業等を実施。 質問紙調査からデータベース研究まで幅広い疫学研究に対応。
お申し込みフォーム
本ウェビナーの受付は終了しました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。